「ちょっとだけよ?」−2



 ゆっくりと襟合わせが解かれるに従って、しなやかな細首から明瞭な鎖骨に掛けてのラインが露わになっていく。しなる長い指が思わせぶりに胸元を伝い、まだ隠されている胸筋と、その中に色づく桜粒を想像させるように服の上からなぞる。

 指は腰を掠め、内腿へと伝い、くるりと反転して背中を向けて…黒いズボンの影から覗いた白い指が、内腿をゆっくりとなぞって股間に達する。《見たいだろう?》と誘いかけるように一度だけキュッと指が股間を握り込んだが、再び正面を向いた時には離されていて、代わりに黒い上着が揺れるような動きと共に腕から抜かれていく。イエローオーカーのシャツと黒いスーツの色調が万華鏡のように角度を変え、動きに合わせてしどけなく解けていった。

 まるで蕾の花弁が少しずつ開いていく様を眺めるように、その奥にあるものを見たいという本能に訴えかけて来る。

 引き抜かれた革のベルトをぺろりと扇情的な動作で舐めあげ、一方の手でするりとズボンを長い脚から引き抜く。臑にはふわふわとした毛がしっかり生えているし、くっきりとした筋溝も見えているから決して女性的ではないのに、何故かコックの生足はゾロ達を煽って止まない。シャツの裾野が揺れるたびに視線は釘付けとなって行った。あのミホークまでが、身を乗り出して喉を鳴らしている。

 コックが目線をミホークに向けたまま身体を捻るようにして四つん這いになると、シャツの裾から真っ白な双丘と腿の谷間が垣間見える。その影で揺れているのは男性器だというのに、微かに色と角度を変えた花茎が酷く淫らに見えて目を離せない。

 リズミカルに男の尻が揺れている。
 普通なら眉を顰めるだろうその動作に、ミホークもゾロも股間を熱くしていた。

 尻に集中しきっていた二人は、くるんとコックの身体が反転するのに一瞬驚き、次いで、更なる欲情を感じた。大きく脚を開いてこちらに向き直ったコックは、誘うように微笑むとシャツの襟合わせへと指を掛け、曲に合わせてゆっくりと胸元を晒していったのだ。

 女のような膨らみではなく、引き締まった胸筋がそこにある。…が、しどけなく反らされた喉元からのラインはあまりにも魅惑的で、ちらりと覗いた桜粒は、不似合いなほど可憐な淡紅色をしていた。それがコックの持つ二面性を強く感じさせて、ミステリアスな雰囲気を醸し出す。

 ちゅぷ…と音を立ててコックの人差し指がアヒル口に含み込まれ、たっぷりと唾液を絡みつけたそれが胸の尖りを嬲る。
 とろりと飴掛けしたように艶を帯びたそれは、まるで濡れた果実のように瑞々しかった。

「ん…っ…」

 甘く喘ぎながら、コックの指が胸の尖りをきゅっと摘む。紅を濃くしてコリっとした質感に変わっていくそこは、そんなにも気持ち良いのか?シャツの裾野が微かに形を変えていくのが分かって、脱ぎながら彼が感じ始めていることに動揺してしまう。そして、そんなコックにゾロが欲情しきっていることにも。

「ぁん…」

 濡れた指先が、とうとうシャツ越しに花茎を弄り始めた。柔軟性に富む長い脚が限界まで開かれて、仰け反りながら花茎を扱く様を見せつける。それはあまりにも淫靡な姿で、わざと挑発しているような余裕さえ感じられた。《このシャツの下がどうなっているのか見たいだろう?》そう囁きかけてくるようだ。
 片手で花茎を弄る一方で、先走りに濡れた一方の手はゆっくりと双丘の谷間を伝っていく。その奥にある秘所は一体どんな色をしているのだろう?

 見たい。
 ああ…至近距離から眺めて、舐め回したい…!

『今すぐ駆け寄っていって、あのシャツを剥ぎてェ…っ!』

 色濃く変化しているだろう男の象徴を銜え込んで、より一層甘い声を上げさせてやりたい。奥まった蕾をしとどに濡らして、ぐちゅぐちゅと掻き回してやりたい。
 二人きりでいるのなら迷わずそうしただろう。だが実際にはゾロは拘束されており、あろうことか、惚れた男の脱衣ショーを師であり、天敵でもある男が愛でることを止められずにいる。

『何をやってんだ俺ァ…っ!』

 ギリリと奥歯を噛みしめていたら、不意にあることに思い至る。

『こいつ…なんだってこんな踊りに習熟していやがる?』

 男を誘う娼婦のように淫らな舞踏は、それでいてどこか女王のように堂々ともしている。《見られている》というよりも《魅せている》のだという自負さえ漂わせて、コックはミホークを挑発した。まさか、2年の間に誰かの前でこんなストリップを見せたというのか?そう思うだけで、はらわたが煮えくりかえるような怒気が込みあげてきた。

「よせ、コックっ!恥ずかしい真似すんじゃねーっ!!」

 熱くなっていくミホークの視線を外そうとして、ゾロが必死の形相を浮かべて怒鳴りつけると、申し訳程度にシャツを絡みつかせた薄い肩がビクンと震えた。ゾロの側から見ると、長い前髪に隠されて表情は伺いにくいが、彼が傷ついたのだろうことは確かだった。

『今まで誰に見せたのかは知らねェが、これ以上は欠片だって見せたくねェっ!』

 ゾロの滾るような怒りとは裏腹に、自らを嘲笑するようなコックの声は冷たく乾ききっていた。

「恥ずかしい…か。はは…そうだな、幾らメシを気に入ってたって、俺個人の存在なんて…てめェにとっちゃ恥ずかしい代物なんだろうなァ…」

 普段は不貞不貞しいこの男の背が、今や酷く頼りなく…儚く見えた。
 まるでこのまま消え失せてしまいそうなくらいに。

「コック…?」

 そんなわけはない。
 胸が張り裂けそうなくらいに愛しているというのに、なんという不本意な疑いを掛けてくれるのか。怒りのあまり喚き出しそうなゾロとは対照的に、ミホークは実に楽しそうな表情になってきた。

「ふむ…益々面白い。おい、儒子。条件を変えよう。俺ではなく、そいつを《その気》にさせたら開放してやろう」
「な…んだと?」

 コックの表情に怒気が漲る。これは予想外の展開だったのだろう。

「鷹の目、途中から約束を変えるってのはあんまりじゃねェか?それがいっぱしの男のやることかよ!?」
「所詮は余興。約束などという網に絡めとられる謂われはない」

 さらりと流されて、コックは腹立たしげに混沌とした大地を蹴る。

「クソ…っ…無理だっ!てめェみたいな変態ならともかく、こいつが俺なんか見て勃つわけがねェっ!」

 いや…実は既にビンビンに勃っているのだが、ズルンとした長衣のせいで目立たないだけだ。ここはひとつ、《勃ってるぞ》と露出すべきだろうか?

「何故そう思う?今までにも男を魅了してきたのだろう?枯れかけていたこの俺の性欲に再び火を付けるくらいの手管だ。相当な経験を積んでいるのだろうが」
 
 ミホークの言いざまはあまりにも不本意だったらしく、《かぁぁああ…っ!》と目に見えてコックの頬が紅潮した。その様子は先ほどまでの女王然とした脱ぎっぷりとは対照的な、処女めいた恥じらいに満ちていた。



*  *  * 



「アホかァっ!こんなこっぱずかしい真似誰が人前でやるかっ!こいつァ、カマバッカのオカマ共から強制的に見せられたストリップショーを真似てやってるだけだっ!」
「ほう?あのニューカマー軍団か。ならばその手管も納得がいくな」

 そう。あの連中と来たら動きのキレが良い分、ダンスも目が離せないくらいに魅惑的だったし、下手に身体が女体化した連中など女性と見分けが付かないくらいだったから、すっかりその動きが脳裏にこびりついてしまった。その時BGMとして掛かっていた曲がまた、トーンダイヤルに記録されていたのと同じ淫靡な曲だったので、あの曲を聞く度に情景が蘇ってしまった。

 《ゾロを取り戻す》と自分に言い聞かせて、あの動きを思い出しながら踊っていると、次第に孤独の中でゾロをひたすらに求めていたあの日々も蘇ってきた。ステージ上で淫らな踊りを披露して、ゾロの眼差しに射抜かれる情景を思い浮かべれば、没入し易いサンジはトーンダイヤルから流れる曲調にも乗せられて半ばトリップ状態に突入し、ミホークに見られていることなど忘れて踊ることが出来た。

 だが…ゾロを《その気》にさせることなんて不可能だ。
 あのストイックな男が、こんな変態的な行為で勃起するはずがない。

「クソッタレ…頼む、後生だから…」

 気が付けばへたり込んで、どろりと質感を変えた大地を掻きむしりながら懇願していた。ゾロを連れ去られるわけにはいかないのだ。彼を取り戻すためなら、サンジのプライドなど地べたに捨ててやる。

「何でもする。俺を犯したきゃやれば良い。だから…ゾロは返してくれ」
「馴れているのか?どうもそうは見えぬが…」
「…たりめぇだ!野郎相手に股開いたことなんざ一度だってねェっ!!」
「ふむ…。処女を俺に寄越すと?」
「気色悪い表現すんなっ!」

 激昂するサンジの様子が面白いのか、つぅ…っとミホークの眦が上がる。こいつは間違いなくドS気質なのだろう。

「それほどにこの男が必要か?」
「そうだ。そいつはうちの船長が最初に仲間にした大事な奴だ。副船長でもあるし、意外と仲間に慕われてるし…」
「貴様自身にとってはどうなのだ?」
「…っ!」

 ビク…っと肩が震える。
 視線を外していても分かるくらいに、ミホークの射抜くような視線は鋭くて、服も骨肉も貫いてサンジの奥底にあるものを暴こうとしているようだ。

「俺にとっては…別に……」
「俺の前で嘘など無益。偽るようであれば、今この瞬間に貴様の前からロロノア・ゾロを奪うぞ?」

 《奪う》…それは一度、目の前で行われたことだった。どんなに負傷しても厳として一味に降りかかる大波を防いでいた男が、2年前のあの日には為す術もなくバーソロミュー・くまの手に掛かり、真っ先にサンジの前から奪い去られた。
 もう二度と、あんなのは御免だ。

「…止めてくれっ!!」

 気が付けば絶叫していた。
 やっと…やっと、会えたのだ。傍にいるだけでいいのだ。
 それ以上の贅沢なんて求めないから、頼むから…奪うのだけは止めて欲しい。
 その為ならば、生涯秘していると誓っていた想いも、口にするしかなかった。

「…愛してるんだ……っ!」

 ゾロが息を呑むのが分かったが、もう止められなかった。
 一度堰を切った想いは2年分の熱さを帯びて迸り、涙と共に頬を伝っていく。

「貴様の魅惑的なストリップにも勃たないような男だというのに?」
「報われなくても良い、ただ…俺が傍にいたいだけなんだ…っ!頼む…連れて行かないでくれ…っ!!」

 悲痛な叫びをあげて地面に額を擦りつけるサンジに、ゾロの低い声が伝わる。半裸のままで泣き崩れる姿に呆れているのだろうと思っていたが、その声はどこか辛そうで…それでいて、沁み通るように優しかった。

「愛してんなら、脱ぐな。サンジ…」
「ゾ…ロ……?」

 驚愕に目を見開いて顔を上げれば、琥珀色の瞳を眇めてゾロがサンジを見つめていた。初めて名を呼んだその声は、どうしてそんなにも優しいのだろうか?包み込むように…抱き上げるように、障壁をへだてているというのにそっと寄り添ってくる。

「俺を信じろ。今はまだこの男にゃ敵わねーが、必ず力をつけて戻る」
「でも…っ!俺は耐えられねェ…っ!」
 
 素直に思いの丈を口にしたら、ぼろぼろと大粒の涙が溢れ出してきた。ゾロはちいさな子でもあやすみたいに柔らかく微笑んで、逞しい胸にドンと拳を当てた。

「耐えろ。俺も…どんだけ離れてても、てめェに惚れたこの気持ちだけは失わねェ」 
「ゾロ…っ!」

 信じられない。
 ゾロが、サンジに惚れているなんて。
 こんな優しい眼差しで見つめているなんて…。

 気が付けばゾロに向かって駆け出していた。ゾロが嫌だというのなら、もうミホークの前で脱ぐことは出来ない。けれどゾロを手放すことも出来ない。ならばサンジなりの本気をミホークに見せつけるしかなかった。どれほどの電流がこの身を引き裂こうとも、この場でゾロに抱きついてやる。

「よせ、サンジ…っ!」
「ゾロ…っ!!」

 腕を伸ばして、父親に抱っこをねだる子どものように無心な笑みを浮かべて駆け寄っていった。
 何せサンジはラブコックだ。愛のために生きる男だ。
 込みあげる愛おしさで、障壁など笑いながら突破してやる。

「サンジ…っ!!」

 サンジの指が障壁に触れようとしたその時、ただ一つ残されていたゾロの右目が大きく開大され、諸肌脱いだかと思うと懐かしい三刀が同時に空を裂いた。



*  *  * 



「三刀流…黒縄・大竜巻…っ!!」

 ギギギギンっ……っ!!激しい破壊音を立て、銀色の閃光をひらめかせて三刀が結界を砕いていく。
 障壁は破壊されれば瞬時に一回り小さくなって再構築をすると分かっていが、ゾロは構築を上回る速度で障壁を砕き続け、ついには全ての障壁を砕ききった。

 四散した欠片がその身とコックを傷つけないように上昇気流を生み出して吹きとばしてしまうと、散った欠片は蝋燭の灯りを浴びてキラキラと輝きながら、少し離れた場所に降り注いでいく。

 素早く刀をしまうと、諸肌脱いで露わになった胸にコックを抱え込み、感情のままに唇を重ねた。薄くて形良いそれは冷たくて、彼が酷く緊張していたのだと知れた。腰をぐっと引き寄せてその細さを確認すると、コックが吃驚したように目を見開いた。

「てめェ…勃ってる?」
「当たり前だ。惚れた相手のあんな色っぽい格好見せられて、勃たねェ男がいるかってんだ」

 《へっ》と不貞不貞しく鼻息を吐き出せば、とろんとコックの蒼い瞳が濡れた。

「マジで…俺に、感じるんだ?」
「そうだっつってんだろうが。いい加減強情だな、このアホコック」
「おいコラっ!早速名呼びが無くなってんぞっ!?」

 とろけていた瞳が一瞬にしてギリリと吊り上がり、握った拳がドンとゾロの胸に打ち当てられる。

「そうそう言えるか。こっぱずかしい」
「そんな恥ずかしい名前かよ!?」
「呼ぶと、顔が笑っちまう」

 浅黒い頬に血の気が上がってくるのが自分でも分かるからそっぽを向いていたら、驚いたように目を見開いたコックが、ふわんと熔けるように微笑んだ。

「そっかァ〜。へへ…この照れ屋さんめっ!」
「うっせェ…」

 ぼそぼそと言い返していたら、横合いから実に嫌そうな声が響いてきた。

「なんだつまらん。こんな甘ったるい終演を見るために、このような場所に足を運んだわけではないのだがな。とんだ茶番だ」

 下唇を突き出して臍を曲げているミホークは、最初に会った頃に比べると随分と表情豊かになっていた。

「うるせェ。そこそこ暇つぶしにゃなったろうが。とっとと帰れ」
「ついでに、俺の前でその男とセックスして見せよ」
「勿体なくて見せられねェよ」
「ふん…。ひよっこが生意気を言うものだ」

 もう結界のような仕掛けがなくなったからか、あるいは一応満足したのか、ミホークは椅子から腰を上げるとスタスタと歩き出す。その姿が遠のいて行くに従ってぼやけていた周囲の情景が明瞭さを増してきて、後ろ姿がすっかり消えてしまう頃にはくっきりとした輪郭を取り戻していた。
 すると、呆然としていたコックも急に我に返る。

「ぅわ…。ヤベ、この格好は拙いな…っ!」

 コックは慌てて脱ぎ散らかした衣服を拾い集めると身につけようとしたのだが、ゾロはどうにも堪えきれない。邪魔者が居なくなったとみるや、背後から抱き寄せて念願の素肌に触れていた。胸元と内腿に沿わせた掌からは、驚くほどすべやかな感触が返ってくる。

「うぉ…っ!コック、どういう肌してやがる!?すべすべじゃねーか!」
「知らねェよっ!うぉあ…てめ…このっ!こんなトコで…っ…やめっ!」
「声殺せ。かなり奥まった路地だから、声で気づかれなきゃそうそう人も来ねェだろ」
「嫌だ〜っ!お、俺…こういうの初めてなんだぞ!?せめて連れ込みに入れよっ!ベッドがあるトコでなきゃやだーーーーっ!!」

 ロマンチストなコックは、《はじめて》が青姦ということにどうにも耐えられないらしい。だが、ゾロは色々と限界だ。

「駄目だ。悪いが、止まらねェ…。てめェが俺を愛してるとか抜かしやがって、こんな色っぽい格好してるんだぞ?一発抜かんことには動けねェ」
「アホマリモ…どんだけ堪え性がねんだよ?」

 そうは言いつつもコックの瞳は絆されたように甘くとろけてきて、抱きしめた身体からは抵抗が失われていく。それを良いことに、コックが我に返る前にと強引に顔を逸らさせて唇を重ね、シャツの合間から手を突っ込んで花茎を握り込んでやる。熱く勢いを取り戻し始めたソコは何度か扱いてやると夥しい量の蜜を滴らせて、竿だけでなく内腿さえ濡らす勢いで滴っていった。

 シャツのボタンは全て外したから(幾つか千切ってしまったが)、露わになった胸から腹の滑らかな肌、ふわんとした金色の茂みも、濃いピンク色をした花茎もゾロの眼下で露出されている。えもいえぬ痴態に、ゾロの雄蕊は爆発しそうなほど滾っていた。

『この身体を、好きにして良いのか?』

 目眩がするほどの幸福に酔いながらキュ…キュっと花茎を握り込んでやると、武骨な手の中で熱い肉が爆ぜそうに硬度を増し、とろりと蜜を零す鈴口に強く母指を擦りつけてやれば、身を逸らして白濁を放出した。

「ぁ…んぁああーーーっ!!」

 びくびくと白魚のように跳ねながら、白い蜜が放物線を描いて飛ぶ。それはゾロが促して、コックが感じて放出したものだ。信じられないような心地で見惚れていたゾロだったが、くたりと脱力したコックの身体を壁際に凭れさせると、シャツを引き上げて念願の双丘を割る。

「おお…ここもピンクかよ」
「ゃ…っ…」

 確かめるように蕾のヒダを指でなぞってやると、淡く色づいたソコがきゅっと締まる。滴ってきた蜜によってぬるぬるしているものの、開く気など全く無さそうに閉じているのだが…さて、どうやって開けたものだろうか?



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