恋の天使は調教中 -1-



 《育成秘書として金髪碧眼の美人が加わった》
 《秘書課には珍しい、大人しくて清楚なタイプだ》

 その噂はあっという間に会社中を席巻し、誰もが何らかの理由を付けて秘書課の近くを通ったり、秘書が通りそうな経路上を迂回して歩いたりしている。そして噂の主を見つけると、男性社員は誰もが口を揃えて褒めそやすのだった。

「いやぁ、あんなに大人しいタイプの秘書さんは久し振りだな。ただ、ちょっと表情が硬いのが難かな?笑ったら可愛いだろうなァ〜」
「気が休まる暇がないんだろう。なんせ指導員があの《鬼教官》カリファだからな」
「あ〜、このままうちに入社したら良いのにっ!金髪碧眼だぜ?それでいて日本じゃ絶滅してるって言われてる大和撫子風なんだもんな〜っ!!」

 うきうきと声を弾ませてはしゃいでいると、次第に女子社員達の目つきが厳しくなってくるのが常だ。《私達になにか不満でも?》と言いたげな冷たい圧迫感を与えられると、空気の冷えっぷりに恐れを為した面々は、先生に叱られた子どものように所定の席に戻る。

「なによ、あんなの唯の育成秘書でしょ?うちに入れるような能力があるとは限らないわよ!」
「そうそう。幾ら社長のお眼鏡に適ってるって言っても、毎回思ったように成長するとは限らないし!」

 《育成秘書》…それは、このジュラキュール・コーポレーションの特色として一部企業に知られ、利用されているシステムである。世界的な規模を誇るこの企業体では、当たり前のように多国籍の社員が勤務をしており、業務内容も多岐に渡るが、一代で財をなした社長ジュラキュール・ミホークの方針で、《大胆で革新的な業務開拓》と《日本的な心配り》を共存させる事が重要とのお達しがある。

 特に社長以下重役の業務を補佐する秘書課では、直接仕事に関わる能力以上に精神的な安定感・頼りがいといったものが期待され、細やかな気配りのできる優秀な秘書が多く存在する。

 すると、何時の頃からか他の企業体から《秘書を育成しては貰えないか》という依頼が来るようになった。本当はジュラキュール・コーポレーションの秘書自体をヘッドハンティングしたかったようなのだが、愛社精神の強い彼らがそれを望まなかったので、《それなら彼らの要素を持つ、自分の秘書が欲しい!》ということになったらしい。
 
 秘書と言えば企業の重要な情報に通じている存在だから、結構無茶なお願いなのだが、ミホークは何人かの申し出に対してこれを許諾するようになった。頼んでくる相手が信頼のおける取引先や、社長自身の友人である場合に限るのだが、このシステムがまた評判になっていった。秘書課の面々は指導員としても優秀であったらしく、独自のカリキュラムを立てて、数ヶ月の間に優秀な人材を育成していったのである。

 勿論一時的な所属であり、育成期間が終われば他の企業体に戻る為、重役の予定や会社全体での大きな業務内容を伝えるわけにはいかないので、彼女たちは短期間で完結する独立した業務に参加する。個人ではなく、指名された課所属の秘書となって特定の業務のサポートをするのが主な仕事だ。それらは毎回成功しており、彼女たちが去った後にジュラキュール・コーポレーション本来の仕事として新たに加わるのが常であった。

 今回噂になっているサンジも、そういった育成秘書の一人である。日本でも指折りの高級レストラン《バラティエ》のオーナー、ゼフの孫娘だという彼女は、金糸を溶かしたようなさらふわの髪と、海や空を思わせる澄んだ蒼瞳、胸のボリュームはいささか寂しいながらも、スレンダーで均整の取れた体型は、逆に微乳萌えの人々には堪らなく魅力的に見えた。特に下肢のラインは秀逸で、こればかりは嫉妬する女子社員達も否定出来ずにいた。

 ちなみに、サンジが今回サポートする仕事は、大人から子どもまで喜ばれる《ご飯のお供》の開発である。料理に関連した内容になっているのは、やはりバラティエの関係者だからか。

 コツコツコツ…
 トン、トン

 リズミカルなヒールの振動。控えめだが、高く響いて聞き取りやすいノックの音。それだけで、通は《秘書課だ!》と悟る。彼らはそんなところまで徹底的に育成されているのだ。

「いらっしゃい!」
「失礼します、秘書課のサンジです」

 そのすらりとした脚で、噂のサンジが入ってきた。楚々とした礼もぴしりと筋目が通っており、大変見事だ。背が高く肩幅は広いが、腰がきゅっと細くて黒スーツが似合っている。タイトな膝上スカートの下から伸びる、ベージュのストッキングに包まれた脚がまた、何とも美味しそうで、ついつい男子社員の熱い眼差しが集中してしまう。

「定時報告に参りました。差し入れもございますので、よろしければお手すきの時にでも召し上がって下さい」
「了解了解!」

 課長はうきうきしながら報告を受けると、楽しみにしていた差し入れを預かった。一つは葡萄茶色の紙箱、もう一つは幾分渋みを含んだピンク色の紙箱だ。

「丁度小腹がすく頃かと思いまして、プチフールをお持ちしました。葡萄茶色の箱が男性用、ピンク色が女性用です」
「ほうほう」
「少し説明させて頂いてもよろしいでしょうか?」
「そりゃもう!」

 サンジが箱を開けると、そこには輝くばかりに美しいプチフールが並んでいた。これには流石の女性陣も《きゃ!》と乙女のような声を上げて駆け寄ってくる。サンジがその様子を見て嬉しそうに微笑むと、先程まで先鋒に立って批判していたお局様の内藤ですら思わず笑い返してしまう。訳ながら現金だと思ったのか、少々引きつっていたが。

 サンジはレストラン仕込みの滑らかな口調で、朗々と説明してくれる。そうされると、それらの宝石のようなおやつが丁度現在のお腹具合や脳のために良いモノなのだと理解出来て、益々欲しくなってしまう。特に女性用のおやつはカロリーが調整されており、生姜や無花果、柚などを使って、それらの効能ごとにマスが分けられているから、女性陣は挙って聞き耳を立てていた。

「サンジちゃんも一緒に食べていかない?」

 サンジが一礼して立ち去ろうとするが、課長はまだ離したくないのか背中に手を回して止めようとする。

「いえ…私はすぐに戻らないと」
「そう言わずにさ!商品の話も一緒に出来るし」
「そうですね。では…」

 その時、サンジの身体から急に小さな振動音が響いた。途端にさっと表情を変えたサンジは、滑らかな頬を淡く染めて瞼を伏せてしまった。ポケットベルか何かが鳴ったのだろうか?

「申し訳ありません。カリファさんがお呼びのようです」
「鬼教官の指導は厳しいからなァ〜!じゃあ、気を付けて帰ってね」
「はい…」

 余程カリファが恐ろしいのだろう。サンジは慌ただしく部屋から出て行こうとしたのだが、ポケットベルの音が高調音に変わると、ビクッと身体を震わせて身を屈ませてしまう。近くにいた内藤が、がっちりとした体型を生かしてサンジを支えてやると、申し訳なさそうに上目遣いで詫びる。

「ありがとうございます、内藤さん」

 儚げな微笑みを至近距離から喰らった内藤は、頬を染めて見惚れている。周囲のオッサン連中が嫉妬に満ちた眼差しを送ってしまうほど、羨ましい立ち位置であった。
 サンジはすぐに体勢を立て直すと、優雅に会釈をしてから、やはりリズミカルな足取りで去っていった。
 その後には《ほぅ…》っと息をつく音が、居合わせた人々から一斉に漏れたのであった。



*  *  * 



「何をしていたのです、サンジ!約束の時間を3分25秒過ぎていますよ!」
「も…申し訳ありません、カリファさん」

 秘書課に戻ると、サンジよりも数p背の高い女性が、きりりと切れ長の瞳をつり上げて怒りを露わにしていた。今回サンジを指導してくれる指導官のカリファだ。他の秘書も何人かいてサンジに気の毒そうな眼差しを向けてくれたのだが、挨拶もままならぬまま奥にある特別指導室に促された。
 カリファの装いは、細身シェイプの眼鏡とひっつめ髪にした亜麻色の髪、そして魅惑的なボディラインを包む漆黒のスーツが《ザ・秘書》という感じだ。眼鏡の蔓を直すほっそりとした指も、その印象を深める。

 叱責する姿には厳しさと共に熟した女性の色香が漂って、状況が状況ならサンジだって、《もっと叱って、お姉様!》と叫んでいた事だろう。

 実際、サンジは初っぱなからやらかしてしまった。出会った最初の瞬間に美貌を褒め称えたら《セクハラです》と叱責され、慌てて言い訳をしたら痛烈な回し蹴りを喰らってひっくり返った。
 おまけに奮発して買ったスーツも完全な駄目出しを喰らい、《そのような事だから、あなたは教育指導を申し渡されるのです!己の至らなさを理解なさいっ!!》と罵倒された。

 特にざくりと響いたのは、養い親であるゼフの事を持ち出された事だ。《嫌ならば明日から来なくてよろしい。ですが、オーナー・ゼフがどのような想いであなたを我が社に預けたか、よくよく考える事ですね!》そう釘を刺された瞬間、サンジはカリファに対して一切の抵抗が出来なくなった。

『ジジィ…そこまで俺に手を焼いてたのか?』

 これ以上彼を煩わせるような事があったら、今度こそ見捨てられるかも知れない。それでなくとも柄の悪いガキに優しくしたために、大切なものを失ってしまったのだから…。

 愛に飢えた子どもに、笑う事を教えてくれた人だ。
 最高の美食を味わい、作り出す事を教えてくれた人だ。
 決して、裏切る事は出来ない。

 《不束者ですが、死にものぐるいでついていきますので、どうか見捨てないで下さいっ!!》地べたに這い蹲って哀願するサンジに向かって、カリファは口角を上げると、支配者の眼差しで満足げに微笑んだ。
 《それで良いのです。良い子にしていたら、ご褒美も差し上げましょう…》顎をクイっと持ち上げられて妖艶な笑みを注がれたのだが、見惚れるあまり鼻の下を伸ばしていたら土手っ腹に蹴りを食らって吹っ飛んだ。 

 こうしてサンジの中での上下関係は、ほんの数分で決定的な強度にギュギュッと固められたのである。

 まずサンジに提示されたのは、《身だしなみを整える》ことだった。とはいえ、サンジはサンジなりに社会人に相応しい格好をしていると思っていたものだから、何処を直して良いのか分からずに困惑した。せいぜい言えば薄く顎髭が生えていたが、社内で働いている人々の中にもこのくらいの髭を生やした男はざらにいた。

 しかし、カリファに抗弁可能かどうかちろりと視線を送って伺っても、もう一発蹴りが来そうな雰囲気しかない。サンジに出来た事は、何処を直せばいいのか教えて貰えるよう頼み込む事だけだった。するとカリファは呆れたように色っぽい吐息を漏らしながらも、今度は蹴らずに教えてくれた。

 ただ…教えてくれたその内容が問題だった。

『……………なんで、女装なんだろうな』

 今更ながらに、サンジは己の姿を振り返ったりする。
 そう、サンジは歴とした男だ。産まれたときから、この会社に赴くまでは微塵もそれを疑った事はない。なのに、カリファはそれが社会の常識であるかのようにサンジを女装させた。それも徹底的に。

 秘書は重役の仕事の都合で夜勤を行う事も多いから、課の奥には特別にユニットバスが設けられている。そこに連れ込まれると、全裸に剥かれてあっという間に全身を泡で包まれ、ありとあらゆる毛を剃られてしまった。

 ふわふわと下肢を包んでいた臑毛、ちんまりと存在を主張していた脇毛、細い顎の先で懸命に《俺、大人です》と主張していた顎髭、挙げ句の果てに《下着からはみ出たら最悪です》と、股間にあった陰毛まで剃られてしまい、つるんつるんにされてしまった。

 くるんと巻いたお気に入りの眉まで整えられそうになったときには、本気で泣いて哀願した。《亡くなった母を偲ぶために、どうしても大切にしたいんです!》と叫んだときには、本当の事でもあったせいか赦して貰えた。しかも、ちょっと目元を紅くして《そうですか…》なんてしんみりしてくれたものだから、この恐ろしげな指導官の意外な愛らしさに胸がきゅんとなってしまった。

 だが、愛らしさなんて感じている余裕は次の瞬間から無くなった。カリファはサンジの基礎データは得ていたらしく、既に用意していた《適切な衣服》をサンジに着せつけ始めたのである。

 繊細な編み目のストッキングに、魅惑のガーターベルトまではちょっとときめかないでもない。けれど、股間を覆うパンツが、パンツとは到底言えないような代物であった。なんと、股間のブツを完全に隠せるように…というか、固定してしまうような革製のカバーで覆われてしまったのである。
 
 しかもコンドームまで装着するように指導され、言われるがままに填めてはみたものの、激しく不安になった。革製のカバーに直接触れると蒸れるとか、そういう理由だと信じたいところだったが、あっという間にその期待は打ち砕かれてしまう。カリファはパステルカラーの玩具のようなものを複数取り出すと、コンドーム越しに花茎の先端へと装着してしまったのである。

 《これはパブロフの犬のようにあなたを躾るための道具です》言うなり、効果の程を見せつけるようにスイッチを入れられてしまい、身も世もなく悶絶してしまった。感じやすい性器の先端を細かな振動で揺すられれば、どうしたって立っていられなくなって、膝をついて尻を振ったらまた蹴られた。

 《なんてはしたない!まるで雌犬のようではありませんかっ!!》…そう責め立てられ、《せめて雄犬にして下さい》と頼む事も出来なかった。
 《いけない子にはお仕置きです》冷然と言い放ったカリファは、指にコンドームを付けるとローションのようにものをたっぷりと絡ませ、サンジの尻肉を開いて慎ましやかな蕾につぷりと突き入れてきた。

 これがまた…上手い。
 細い指が的確に感じ易い場所を探り当てていき、イく直前に指が抜かれてしまったときには、泣きながら《もっと下さい》と哀願して、馬鹿にしたような眼差しでくすりと嗤われた。

 《あなたのように不出来な育成秘書には、こちらの方がお似合いです》そう言われて、コンドームに包んだローターをちゅるりと後宮内に含まされた。そして感じやすい場所まで誘導されたところで電源を入れられたものだから、サンジは仰け反りながらイってしまった。

 《まあ…この程度のお仕置きで到達してしまうなんて、とても社内に出せるレベルではありませんね》今まで感じた事がないほどの悦楽に犯されながらも、サンジはカリファの発言に慄然としていた。《社内に出せるレベルではない》…つまりそれは、そのレベルに達したら、この責め苦を味わいながら社内に出されてしまうということだろうか?

 恐る恐る聞いてみたら、思いっ切り肯定されてしまった。しかも舌なめずりせんばかりの淫らな表情で、巨大なコブ付きバイブまでちらつかされ、《社内でもしも粗相をするような事があれば、これであなたの処女を奪いますから、そのつもりでいるように》と脅された。ローターなど比ではないような圧倒的重量感に、サンジは《ひっ》と乙女のように怯えてしまったのである。

 こんなことをする理由は何なのかと問えば、《一度しか言いませんから確実に覚えておきなさい》と前フリした上で説明を受けた。
 カリファ曰く、これは社長ジュラキュール・ミホーク直々に立てたサンジ教育計画なのだという。そもそもサンジがここに送り込まれて育成秘書となったのは、ミホークとゼフが旧知の仲であり、バラティエの定休日には時折、赤提灯で飲み交わすような仲だったからである。

 そこでゼフは、ミホークにサンジの愚痴を零していた。料理の腕は一流だが、なにせ口と態度が悪すぎ、男性客にはぞんざいな態度で接し、女性客には馴れ馴れしすぎる。コックに専念させておけばいいようなものだが、その腕と美貌はどうしたって注目を浴びてしまい、テレビ取材が入るたびにバラティエの名を落としはしないかと冷や冷やしているのだと。

 そこでミホークが提案したのが、完璧な女性として育成秘書の修行に耐える事だった。そうすることで男性に対する過剰な攻撃性が薄れたり、女性が男性からあまりにも馴れ馴れしい態度を受けると、生理的な不快感を与えてしまう事を理解するのではないかと考えたのだろう。ミホークは直々に計画案を立てると、これまで優秀な育成秘書を輩出してきたNo.1指導官カリファにメール送信した。それをもとに、カリファは詳細なプランを練ってサンジの指導に当たっているのだという。

 《とはいえ、男であるあなたを女である私の細腕で指導するには、荷が重い部分もあります。ですから、ローターやバイブといった道具を有効利用する事で、指導の徹底を図るのですよ》眼鏡を指先で整えながらキッパリと言い切られると、アヒルな頭を持つサンジは素直に《そうなのか…》と思ってしまう。こんな美人が真顔で言い切るのだから、本当のことなのだろう。

「何をぼうっとしているのです!」
「はっはひっ!?」

 うっかり回想などしてたら、ぴしりと股間を叩かれて仰け反ってしまう。

「おちんちんにローターを響かせても考え事が出来るだけの余裕があるとは、随分馴れたものですね?やはりそろそろ、バイブでお仕置きをしておかなくてはならないかしら?」
「そ…それだけはお許し下さいっ!ちゃんと仰るとおりにしますからっ!!」
「では、早急にスカートをたくしあげて、あなたのおちんちんがどのような状態にあるのか、的確に報告なさい」
「はい…」

 社内で仕事中にローターの責めを受るのは、《腹痛など、不測の事態に陥っても冷静に仕事が出来るか》という訓練らしい。しかも、人々の前で感じてしまってどのような気持ちがしたかなど、詳細に報告しなければならない。その報告が不出来だと、またカリファのお仕置きを受けることなるのである。

 正直、バイブだけは恐ろしくてならなかった。最悪の場合は新宿二丁目辺りで屈強な黒人ゲイに貫かせるとまで言われると、想像するだけで逃げ出したくなる。それを考えたら、綺麗なお姉様に弄って頂ける今の状況など天国のようなものだ。

 それに…本当の最悪はもう一段階ある。本当にカリファが匙を投げてしまったら、ゼフに《これはどうにもならない》と報告されてしまうだろう。ゼフに失望されるのだけは本気で困る。サンジのせいで、これ以上ゼフを情けない気持ちにさせるわけにはいかない。

 ふるる…っと首を振ると、カリファの前でおずおずとスカートをたくし上げていく。冷徹な眼差しは揺らぎもせずにサンジの股間を凝視していて、焦点のあった場所が燃えるように熱い。しかもサンジと向き合うカリファの背後には大きな姿見の鏡が置かれているから、どうしたって恥ずかしい姿を客観視しなくてはならないのである。

 今は女にしか見えないスーツ姿のサンジが、はしたなく濡らした股間を自ら晒していく様が、淫靡なAVのワンシーンであるかのように映し出されていった。




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