天使の日   -2-


「ったく、どこに行きやがったんだ。あの野郎。見張りをサボりやがって」
 夜更けに人気の無い展望室の中を覗き込んで、サンジが毒づいた。背中には重そうに翼が揺れており、腕には不寝番用の夜食を携えている。
 ふいに斜め後方上から覚えのある強い気配と大きな羽音とが、覆い被さるように降って来た。振り仰ぐと、夜空の高いところから黒い塊が突っ込んでくるところだった。
「おわっ!」
 サンジは、急降下してきたゾロを避けきることができず、展望室に押し込まれる形で、鉄の絨毯の上にすっ転んでしまった。顔から墜落したが、コックさんのプライドにかけて手に持った夜食は零さずに死守。
「何しやがる。クソマリモ!」
 サンジは、すりむけて赤くなった鼻の先を擦りながら、怒鳴った。翼がクジャクの羽根のように広がった。


「テメエ、まだその天使の翼、閉じたりしまったりできねえのか?一日中、アヒルが羽根を広げて走り回っていたみてえだったな。せっかくの面白ェ体験なのに」
 ゾロは呆れたような顔をして、サンジが歯ぎしりするほどに、憎たらしい台詞を言ってのけた。
「んだと?やるか?未確認飛行物体のくせに」
 空を飛んできたはずのゾロの背中には、現在、羽根らしきものは見うけられない。なくなったわけではなく、どういう原理か、不要な時にはうまいこと収納するコツを掴んだらしい。
 しかしサンジにはそれができない。それどころか、翼をうまく操ることもできない。飛ぶなど、もってのほかだった。
サンジの羽根はゾロの羽根より一回り大きくて重みもある上級品らしいのだが、細身の体に重い翼はバランスが悪すぎる。まさに無用の長物としか言いようがなかった。
 今日のサンジは、ちょっとしたはずみでバランスを崩して転んだり、出入り口でつっかえたりと、散々だったのだ。夕食づくりがこんなにも大変だったのは、これが初めてかもしれない。
 ゾロが日中から、空を飛び回って遊んでいたのとは、対照的だ。リクエストに応えて、チョッパーやウソップを抱きかかえて空中にいたゾロが、随分と楽しそうに笑っていたことを、サンジは知っている。
 大体、翼なんてもともと人間に生えているものじゃないのだから、巧く扱えなくて当たり前。野生のカンで、すべてに適応してしまう魔獣に揶揄されるのは、極めて遺憾だ。


 ちょっと情けない気持ちで、恨めしげにサンジはゾロを睨んだ。
「テメエ、よく平然としてやがるな。下手するとナミさんやロビンちゃんと、お別れしなきゃならないってのに」
「問題はそこじゃねえだろ」
 サンジから籠を受け取って、さっそく中の握り飯にかぶりつきながら、ゾロは素っ気なく答えた。
「俺にとっては大問題だっての。ちくしょう。何だって、天使の審査に合格なんかしちまったんだろうな。テメエが合格ってのもミラクルだから、誰でも合格なのかもしれねえけどな」
 窓辺に腰掛けて肘をつき、夜の海を見ながらサンジは大きくため息をついた。先ほど昇り始めた月が、光の道を作っている。



 落っこちてきたモノは、『おらは天使だス』と名乗った。大変に美しい声だった。
 ゾロとサンジの浴びてしまった天使ビーム(?)は、神の使徒になれる敬虔な人物であるかどうかを判断する、非常に崇高なものなのだという。希望者が審査に通れば、背中に空を飛べる翼が生えて、そのまま天の使いとなることができるらしい。
 あの天使は、新しい使徒にふさわしい人物を連れて来るようにと重大な使命を受けて、候補者をあちこち探し回っていたのだという。
 ところがなかなか希望者が審査に通らず、空きっ腹を抱えて飛んでいるうちに、サニー号の窓ガラスにぶつかって墜落をしてしまったそうだ。
 そこまではいい。いいのだが。
ゾロもサンジも人間をやめる気などないのに、勝手に審査された上、審査に通ったらもとに戻すことはできないなどと言われたのだ。
 天使だって、落ちた衝撃と空腹とで頭がくらくらしている時に手を差し出されて、うっかり天使ビームを放ってしまっただけなのだし、どう考えたってこれは無効だろう。
 それなのに元に戻す方法を知らない、などと聞かされてはたまらない。
 このままでは、勝手に天使にされて、サニー号から離れなくてはならなくなる。何しろ、神様からの召喚には逆らえないというのだから。
 サンジは、オールブルーを探すことができなくなる。
 ゾロが、世界最強の大剣豪になることもできなくなる。
 天使になりたい人間もいるのだろうが、二人ともそんなものになりたくない。迷惑なだけだ。
 ルフィは、仲間を勝手に連れて行かせたりしねえぞ、と怒鳴ったし、他のクルー達も憤慨をしたが、大きな体をできる限り小さく縮めて、ひたすらに恐縮している天使を責めたところで、何の解決にもならなかった。
 それに『死んたげ腹減った…』と悲しげに呟いたのを聞いてしまっては、サンジが無碍に放っておけるはずもない。すぐにおやつのマフィンを振る舞われ、夕食もクルーと同じものをもらった天使は、現在、アクアリウムバーのところで、ぬくぬくと良い気持ちで毛布にくるまって眠っているはずだった。



 
 サンジは、今度はわざとらしくため息を吐いた。
 同じ被害にあった仲間だというのに、ゾロは神なんてものは無視する、と平然と構えている上に、何も心配せずに楽しく翼を使って遊びほうけている。サンジだけが、気持ちをかき乱されているように思えて、非常に納得がいかない。
 不機嫌を感じ取ったらしく、苦虫を噛みつぶしたような顔で、ゾロが指についた飯粒を舐め取った。
「テメエなあ…考えすぎなんだよ」
「んだよ。マリモと違って脳みそがあるんだから仕方ねえだろ」
「ああ。あるみたいだな。金ピカ頭の中に、役に立たねェごく軽いのがな」
 サンジは、さらに言い返そうとして、やめた。
 何だか、ゾロとケンカをしてストレス解消する気にもなれない。
 もう一度、サンジはため息を吐いた。本当にため息を吐くしかなかった。背中の羽根も、一緒にくたんと萎れたのを感じる。すっかり体の一部になっちまったんだ、とそんな些細なことさえも、情けない気持ちになる原因の一つになるほど気落ちしている。
 ゾロにチラリ、と視線を向けると、先ほどとは違って少し困ったような、それでいて優し気な目の色でサンジを見ていた。何だか、どうやって慰めようかと考えているようにも見えて、少しサンジは複雑な気持ちになった。慰められたいわけではなかったのに、うっかり嬉しい気持ちがしたからだ。


「うし。もうちっと待つ気でいたけど、腹括るか」
 ふうっと、息を吐いて意味不明なことを呟くと、ゾロはいきなりサンジに一歩近づいた。
「何だよ…」
 何となく不穏なものを感じて、サンジは一歩後じさった。
 それを見て、少しゾロは考えるような顔をした。
「せっかく羽根が生えたんだ。あるうちに使っておこうぜ。まだ飛んでねえだろ」
「何言ってんだ。見張り、どうする気だよ。そ、それに俺…」
 飛べる気がしない、などと、剣士に面と向かって認めることなどできず、サンジは口ごもった。剣士は軽々とやってのけたのだ。自分には同じことができないだなどと、口が裂けても言いたくない。
「空からの方が、遠くまで見える。敵船も海の様子も。それは間違いねえ」
 腕を掴まれる。
「まさか飛べないなんてことはねェよな?」
「んなわけあるか!テメエなんぞより、よっぽど華麗に飛べるに決まってンだろ」
 ニヤリと笑った男に、咄嗟に言い返してしまう。完全に性格を読まれての言葉だと、分かっているのに。分かっていても止められない、負けず嫌いが恨めしい。
「うし。じゃあ行くか」
 ゾロがニッカリと笑い、ぐいとサンジの腕を引っ張った。
 サンジは、ポカン、としてゾロを見つめた。こんな笑顔でゾロが接して来るのは、初めての気がした。それはとても感じが良いものだった。



 勢い良く翼をはためかせると、春先の気候とよく似たひんやりとした空気が、耳元で呻りをあげた。すぐにサンジは空中を飛ぶコツを覚えることができた。
 翼を止めても、そこで宙に浮いていることができる。不思議と足下にも不安定さは感じない。
 それを知っていたはずのゾロが、それでも最初、サンジを安心させるかのように傍らに付き添っていたことに、妙なくすぐったさを感じる。まったくの無神経なようでいて、案外とゾロはさりげない気配りをする男だ。そのことを、本当はサンジも知っていた。
 かなり高い位置になった月に向かって、まっすぐに飛んで行くと、ライオンヘッドのついた船は、たちまちマッチ箱より小さくなった。
 心が晴れ晴れとしてくる。水平線でぐるり360度切り取られた世界が丸い。そしてそこから果てしなく高いところまで続いていく宙。
 このままオールブルーまで飛んでいけそうな気さえする。


「サンジ」
 すぐそばにゾロが羽ばたいて、やって来た。
「すげえ。最高だな」
 興奮して、いつもと違う距離感で喋っていることに、サンジは気づかなかった。ゾロがサンジを、少し奇妙な目で見たことにも。
 サンジは無意識に、ごく親しい気を許した相手としてゾロを扱っていた。
「お…わっ」 
 ゾロが後ろから、翼ごとサンジの体に腕を回して抱きかかえるようにする。
「なっ何っ!?」
「いいから、ちょっと聞け」
 聞けって、この体勢でかよ。宙に浮いたままだし。何かくっつきすぎだし。
 文句を言いたいのに、背後から伝わって来る雰囲気があまりに真剣なものだったため、言葉は喉から出る前に力を失った。
「あれの言った通り、神様ってのがいるとして、だな」
 神を信じない、と言う男が、そんな前置きをする。
「あいつが言うには、使徒とやらになれば、それと引き替えってわけじゃねえけど…誰かのための望みを叶えてもらえるかもしれないんだそうだ。いわゆる奇蹟、って呼ばれる類の望みを、な」
 ひゅっとサンジの喉が音を立てた。
「盲いた目が開いたり」
「萎えた脚が、しゃんとしたり」
「業病が癒えたり」
 さすがに、遠い昔に死んだヤツを生き返らせるってのは、ダメみたいだが、とゾロは苦笑混じりで付け加えた。

サンジの心臓が、すごい早さで打ち始めた。
「やっぱり、その話は聞いてなかったみたいだな」
「失くした脚を、戻してもらうとかは…できるのかな」
「さあな?訊いてみるか?」
 お前はどうしたい?とゾロの声は、冷静に訊ねていた。


 養い親は、自分の脚をサンジの命と引き替えにしてくれた。ただ同じ夢を持っているというだけの理由で。
もしも、再びゼフの脚がもとに戻るというのなら…。脚を取り戻したら、ゼフは再びオールブルーを探しに行きたいと思うだろうか?
混乱した頭の中を、たくさんの『もしも』が渦巻く。耳に自分の大きな鼓動が響いて、冷静にものを考えられなくなっていく。


 ぎゅ、とゾロの腕に力が籠もった。気がつくと、ゾロの体からもサンジとは違うリズムの、しかし同じように早い心臓の音が伝わってきていた。それから熱い体温が。
 しばらく目を瞑って、サンジは人肌を味わった。
 男に。それも仲間うちで、一番気の合わない相手に抱きしめられているというのに、心地良い。安心する。身の内から温まっていくようだった。
 少しずつ、サンジの心音はおさまっていった。同時に、グルグルと堂々巡りを繰り返していた頭の中も、不思議なほどクリアーになった。



「俺は…」
体を支える力強い腕に励まされるように、サンジは口に出した。
「いらねえ。それが叶うとしても必要ねえ」
 はっきりと言い切る。
「俺は、もらったモンは、別の形で返す。オールブルーを見つけることが、俺の恩返しだ。そんな奇蹟なんざ、クソ喰らえだ」
 ゼフは、サンジの夢と引き替えの奇蹟など望まない。そういう男だ。サンジも、今ではそれを理解している。恩義を感じているのなら、前を向いて夢に向かって進んでいけ、と背中を押してくれた気持ちに報いたい。
 ゾロはサンジの過去の海難事故に纏わる事情など、きっと知らない。それでも理解してもらえる気がした。戦闘時でもないのに、この仲間をひどく身近なものに感じる。
 フッと耳元で笑う気配がした。
 それから乱暴に片手で顎を掴まれる。
「え…?」
 サンジの顔は強引にゾロの方に振り向かされ、唇と唇とが微かに触れた。
 そんなのはおかしいはずなのに。答えの代わりのような少しかさついた唇の感触が、やはり嫌ではなかった。


 ぱっとゾロが離れた。
「それじゃ、まあ」
 こき、と首を鳴らして、ゾロは悪そうな顔で笑った。
「神の使徒の資格とやらを、とっとと喪失して、ありがたくない誘いは断ることにするか。サニーまでどっちが先に着くか勝負だな」
 言うなり、ゾロは弾丸のように一直線に急降下を始めた。
 キスのショックで、少し惚けていたサンジが、ハッと我に返った。
「おいっ。ずりいぞっ。卑怯モン!」
 合図をした奴の方が、先にスタートダッシュをかけられるのだから、有利にきまっている。慌てて、サンジも後を追う。
 それにしても。
 資格を喪失するって何のことだろうか?とサンジは首を捻った。



 この後にゾロが持ち出した解決案は、到底、サンジには了承できるものではなかったのだが。
 サンジの意見も抵抗も無視して、ゾロは天使の資格喪失プロジェクトを、その晩のうちに敢行したのだった。





 翌朝。
朝食の用意をしながら、少し腰を痛そうに庇っているサンジの背中に、翼はついていなかった。かなり他のクルー達より遅くにやってきたゾロの背中にも。
「たいしたたまげだ!なしてだ?」
 丸っこい天使が、ぺたぺたとサンジの背中を確認して、目までまん丸くした。
「あ〜。何かよく分からないけど、消えちゃったみたいです」
 そう宣言するサンジの目は、どこか虚ろに泳いでいたりする。
「なんともね?そいだば、なんとして資格審査ば無効にすたか、教えてけろ?」
「俺も分からないから。うん。ホント」
 いくら天使が首を傾げても、ナミが話を向けても、サンジは答えようとはしなかった。ゾロも当たり前のように、知らん顔をしている。
 ロビンとフランキーは何かに気づいたような顔をしたが、何も言わない。
 他の面々は、グランドラインだからなあ、というサンジの一言で、さっさと納得して、朝ごはんにかぶりつきだした。



 結局、原因はともあれ問題は解決したということで、天使は何度も頭を下げてから、今度こそ見事に使命を完遂すべく、サニー号から去って行った。
 果たしてあの体重で大丈夫なのかという心配をよそに、空を飛ぶ姿はなかなか優雅で、様になっていた。
 表面上は、これで一件落着。
 多少の疑問は残ったものの、次々と事件の起こる航海では、過ぎたことにこだわっている暇はない。甲板での見送りを終えると、クルーはてんでに日常へと戻っていった。





「おい。腰、平気か?」
 キッチンに戻ろうとしたサンジの足下から、甲板に座り込んだ男が声をかけてきて、ニヤリと笑った。
「テメエっ!よくも昨夜はあんなこと…!」
 蹴り飛ばそうとして、軸足に体重をかけた途端、サンジは呻き声をあげて座り込んだ。
「ヤッて良かったな。見事に翼が消えたじゃねえか。処女消失で、天使の資格喪失ってやつだ」
「誰が処女だっ!この野郎」
「俺が初めてだっただろ」
「だーっ。言うな。んなこと!!!」
 しゃらっと際どいことを言ってのけ、サンジが真っ赤になったところで、満足そうにゾロは目を閉じた。


 展望室に戻った途端、サンジはゾロに抱きしめられて。もう一度キスされて。
 混乱しているうちに、サクサクと服を脱がされたり、体を触られたり舐め回されたりというおかしな事態が発生していた。
 やっとサンジが正気に戻って抵抗しようとすれば、今度は男同士でヤれば天使にならずに済む、とわけの分からない言い草で口説かれた。どうやらあの天使の仕える神様は、同性同士での肉体交渉に不寛容である、とどこからか(多分、ロビンから)怪しげな情報を仕入れてきたらしい。
 オールブルーをあきらめてもいいのか?などと言われては、サンジとしても、生け贄の羊になった気分で耐えるしかなかったのだ。
 その後のことは、もうあれこれ。ご想像にお任せいたします。生け贄の羊は、神様ではなくて、ゾロがおいしくいただいてしまった。途中から、サンジはわけが分からなくなってしまい、いつの時点で羽根が消えたのかさえも定かではない。


 ずいぶんな無体を働かれたというのに、嫌じゃなかったことが、サンジとしては非常に不本意だ。ゾロの手で触られて、気持ち良くなってしまったり、喘ぎ声のようなものを立ててしまったりしたことなど、思い出すだけで羞恥のあまり海に飛び込みたいような気分になる。
 おまけに、ゾロがちょうどいいからヤろうぜ、という軽いノリだったことも、何だか悔しい。溜まっていたから都合が良いとでも思われたのなら、腹立たしい限りだ。


 その辺りの苛立ちが再燃して、どんなに腰が痛くても蹴り飛ばしてやる、とサンジが決意を固めて立ち上がりかけた時、ゾロがぱちっと目を開けて、サンジの腕を掴んでバカ力で引き寄せた。
 もう背中に翼はないのに、力の入らない腰のせいで、サンジはこてんとゾロの腕の中に転げ込んだ。強制的に頭をゾロの肩にもたれかけるような姿勢を取らされ、真っ赤になってもがくが、決してきつく抱かれているわけでもないのに抜け出せない。

「俺には、分かる気がする」
「は?何がだよ。分かんなくていいから、ともかく離せって」
「お前が、審査を通っちまった理由。お前がどんなにすげえ男で、綺麗な心根の奴かなんてこと、俺はずっと前から知っている」
 サンジの頬が、先ほどとは別の意味で一気に熱くなった。
 サンジの方こそ、信念を持って、まっすぐに前を向いて進む誇り高い男の、他を圧倒する輝きを知っている。その堂々とした生き様に、心を奪われぬ者などいるはずもない。



 言いたいことだけ言って、ゾロは再び目を閉じた。サンジに、口を開く間も与えなかったくせに、ホールドした腕はそのままだ。


 勝手すぎる。
 勝手すぎる。
 勝手すぎる。


 しばらくジタバタしていたが、やがてサンジは寝息を立て始めた男を見上げ、それから誰もいない静かな甲板をそっと見回した。





 明るい太陽の光が降り注ぐ甲板の上で、金色の頭がゾロの顔の上に影を落として重なる。

剣ダコだらけの大きな手が、サンジの頬を愛おしむように包んだ。








 了。



   ***



ぽっちゃり天使が可愛いー!(まずそこww)
羽根をもてあましちゃうサンジがめっさ可愛いですね。
ゾロより大きくて立派なら、扱いも難しいというもの。
天使の資格はあったけど、無事喪失できてよかったよかった・・・かな?(笑)
俺様ゾロの、大天使姿も妄想しただけで惚れ惚れといたします。
贅沢な天使のランデブーもまるで夢のよう。
天使の奇蹟に心揺れつつ、夢との引き換えにしなかったサンジは誠に男前できっとゾロも惚れ直したでしょうね。
幸せで楽しいサンジェル話、ありがとうございますv




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