
風が吹き荒れている。
その度に船が揺れ動き、ガタガタと格納庫も音を鳴らす。
「ああぁっ!」
暗い倉庫の中に浮かび上がる白い裸体。
その身体に覆い被さる影。
影は白い身体を揺さぶり蠢いている。
風の音に混じって、ヌチャヌチャ、グチュグチュと音が響く。
サンジの後孔にゾロの性器が、出たり入ったりしている。
挿入される時は根元まで埋め込まれる。
格納庫でサンジはゾロに犯されている。
「ひっ!」
ゾロがサンジの身体を持ち上げ、より深く腰を突き上げるように動かすと悲鳴が上がる。
「うあぁ、ヤ・・・ヤメ・・・」
「黙れ!」
ガツンとまた深く突き上げる。
「うあっっ!」
両手を頭の上で縛られ、両足は左右に大きく開かれ、膝裏を掬うようにゾロに持ち上げられ、身体を揺さぶられる。
段々とスピードを増して激しくなっていく挿入に、サンジは頭を振って声を上げるしか統べは無く、サンジの瞳から
溢れた涙を頬に零す。
その涙を掬うように、サンジの頬をゾロが舐め上げる。
何度も何度も・・・
いくら掬っても涙は溢れてくる。
「ひッ、ひッ、ひあぁぁぁ!」
サンジの中にある、一番感じる所をゾロのモノが擦り上げると、サンジの身体が跳ねるようにビクビクと反り上がる。
サンジの性器も芯を持ち始めて立ち上がり、ゾロにその場所を擦られる度にタラタラと白濁を先端から零れ出す。
「何だ、初めてなクセにもう後で感じてんのかよ、エロコック!」
「あぁ・・・ああっ、ヤ・・・ちが・・・」
「何が違うんだ、ここは正直に気持がいいって、言ってるぜ!」
ピクピクと勃っているサンジ自身の先端を、指先だけでキュッと摘むように握ると、コプリとたくさんの白濁が溢れ出す。
「あああぁぁ!」
サンジの蒼い瞳が見開き、喉を反らせながら声を上げる。
「いい声だぜコック、もっといい声で鳴かしてやるからな!」
そう言ってゾロは今以上に腰を激しく動かし、サンジの中を抉るように奥へと突き上げると、サンジは嬌声を上げる。
「アア、ヒッ、ヒウゥーーッ!アアアアーーッ!」
苦痛と、ゾロに犯されながら感じる快感に恐怖に歪んでいる表情と、中から響く痺れるような気持ち良さにサンジは
嬌声を上げ続ける。
全てを身体中で感じながら、ゾロは笑みを浮かべ、サンジの全てを犯していく。
「オラ、もっと大きな声で鳴け!」
「アアアァァァーーーー!」
「クッ!」
サンジが全身をブルブル震えながらイクと同時に、ゾロのモノを、今までとは比べ物にならないくらいサンジの中
全体で、ギュウゥゥッとゾロのモノを締め上げられて、ゾロも堪らずサンジの中へ白濁を吐き出す。
サンジの身体を力一杯抱き締めながら、ゾロはサンジの中に全てを出し尽くすように数度腰を振り、そしてゆっくりと
サンジの中から自身を抜く。
達っしたと同時にサンジはそのまま気を失ってしまう。
ゆっくりと抜こうとするゾロの性器を、サンジの後孔が、キュウキュウと締め付ける。
まるで中から出て行こうとするのを、嫌がるかのように。
そんなゾロもまだ、この中を堪能したい衝動にかられるが、何とか抑えてズルリとサンジの中から自身を抜くと、
一緒にゴプリとサンジの後孔から白い色に混じってピンク色をしたモノが出てくる。
『切れたか・・・』
初めて男に組み敷かれて、しかも普段は入れる所じゃ無い所に、ゾロの大きく誇張したモノが出たり入ったりしたの
だから切れるのは当たり前か、と気気を失ってグッタリと横たわっている白い身体を眺めながらゾロは口端を上げる。
手に入れた。
身体だけでもこいつを。
それだけでもいいと思ってこいつを犯した。
コックの事が好きだ。
だから欲しかった。
だが・・・
後に残ったこの虚無感はなんだ。
スッキリした筈なのに、身体中重く感じるこの感じはなんだ。
汗と涙で顔に張り付いている金色の髪にそっと手を伸ばし、救い上げるとその頬にそっと口付ける。
「ゾロ・・・」
いきなり呼ばれた声に驚いて、ゾロは顔を上げるとサンジの瞼はまだ閉じられている。
『うわ言か・・・』
泣き腫らした赤く染まっている目元に触れ、撫でるように頬を触り、さっき「ゾロ」と呼んだ唇に、指先でなぞりそっと
耳の元で囁く。
「好きだ・・・」
「俺も・・・」
今度こそゾロは驚く。
見るとサンジはゆっくりと瞼を開けてゾロの目を見ると、フッと笑みをこぼす。
「お前!?」
「何だ?」
「いや、別に・・・」
ゾロはいきなりの展開に頭がついて行かず、ポカンと口を開けたまま固まってしまっている。
「アハハッ、ヘンな顔してんぜ!」
イテテ、と呻くように起き上がってサンジはゾロを抱き締めて、チャリンとゾロのピアスを奏でながら囁く。
「俺もお前が好きだ」
ゾロはサンジの言葉に目を見開き、そして力一杯その身体を抱き締める。
「お前が欲しい、すべてを俺に寄越せ!」
「俺が欲しいなら、もう一度最初からやり直せ!」
ゾロはサンジの身体を離すと、サンジはニヤッと笑いながら、チュッとゾロの唇にキスをする。
「まずはキスから、そして今度は・・・」
顔を赤くしながらサンジは下を向いて、ゴニョゴニョと最後の言葉を誤魔化す。
ゾロはそんなサンジを見てニヤリと笑い、サンジにキスをする。
さっきサンジがしたキスとは違う、深く絡みつくようなキスをする。
今度はゆっくりとサンジの身体を溶かすように愛撫をして、そして朝まで抱きあう。
溶ける思考の中でサンジはゾロに囁く。
「誕生日おめでとう・・・」
明け方眠るように気を失う直前に言われた言葉、ゾロは嬉しさで胸が一杯になる。
満たされた欲望と想いが一緒になって身体を支配する。
とても心地良い。
それは新たな想いが誕生した日。
□ 終り □
日和さんちでUPされてすぐさま!飛びつきました(笑)
虎視眈々と、まさにそんな感じで。
最初から強姦なんで、いやん嬉しい(え)と狂喜乱舞でしたが、
ちゃんと気持ちを通じていたよ。
よかったね、ゾロ(涙目)
なによりも、最高の誕生日プレゼントですよ。
そして、思いが通じて初めて生まれた、新しい“想い”
素敵です、こんな幸せな悪ゾロ様、どうもありがとうございましたvv